Concenpt
多様な表現活動を知り、教育の場を支援する。
高度情報化社会といわれる現代においてこそ、人と人が直接に向き合うことの重要性が見直されています。このコースでは、さまざまな表現活動の学びを通じて、高いコミュニケーション能力を身につけ、教育の場を支援していくことのできる人を育てます。
4年間の学び
ライフスタイルが多様化した社会の中では、ひとりひとりが主体性を発揮しながら互いの個性を尊重して協働し、それぞれの想像力を生かすことが求められています。創造的なアイディアを提案し、他者にそれを理解してもらい、社会の中でいかにそれを実現していくかについて、芸術表現活動の実践や研究を通して学ぶとともに、そうした実践・研究を教育の場に生かす方法について学ぶことがこのコースの目標です。
このコースには、演劇表現、音楽表現、造形表現、身体表現、映像表現や言語表現について研究している専任教員が所属しており、それぞれの専門分野に関する講義や演習を行います。
1年次秋学期に開設される必修科目は、表現教育コースにおける学びの土台となるものです。ここでは様々な芸術表現活動の基礎について学ぶとともに、それらを広く教育の場に応用する方法を考えます。
2年次・3年次には、コース科目から各自の興味・関心に合わせたものを選択し、芸術表現活動のそれぞれの分野についてより専門的な事柄を学びます。また、3年次からは専任教員のいずれかのゼミに所属し、研究・実践を積み重ねます。
4年次には、コース科目から各自の興味・関心に合わせたものを選択し、芸術表現活動のそれぞれの分野についての学びを深めるとともに、大学での学びの集大成として「卒業論文」を執筆します。
先輩からのメッセージ
芸術表現というと、限られた人達のものだと思われがちです。しかし、芸術表現には広く教育や社会の中で発揮される価値があるはずです。それを追究するため、私はこのコースへやってきました。芸術表現という正解のないものに向き合うことは時に果てしなく感じますが、好きなものに対してとことん追究する時間は、とても充実しています。探究活動を助けてくださる先生方にも恵まれ、自分次第で如何様にも学びを深めながら挑戦できる環境がここにはあります。また、ここに集まる仲間達はとても個性的で、常に面白いアクションを起こしています。本コースは、そんな個性溢れる仲間と刺激し合いながら、幅広い芸術分野や教育支援について学ぶことで、自分の視野を広げられる貴重な場所です。大学生活という大切な学びの時間を本コースで過ごすことは、何物にも代えがたい価値があると感じています。
Curriculum
特色ある科目
- 演劇と社会
- 演劇と教育
- 音楽表現概説
- ビジュアルデザイン表現概説
- 批評理論研究
- 戯曲翻訳研究
- インプロ研究
- 音楽表現研究
- ビジュアルデザイン表現基礎
- 演劇表現分析演習
- 舞台表現分析演習
- 舞台表現指導演習
- ビジュアルデザイン実践演習
- アート・マネージメント論
- 芸術家と教育支援
Staff
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