君塚 仁彦

 
私の専門分野は「博物館学」という学問領域です。高校生の皆さんにとってはあまり聞きなれない分野だと思いますが、近代に源を発する博物館という仕組みが持つ、現代的な役割や存在価値そのものを考究していく学問です。何故、誰のために、何のために博物館は存在し活動するのか?私の研究の「基点」は常にそこにあります。ここ数年、私が関心を寄せるのが博物館での教育支援活動、地域社会創造と博物館、「記憶の場」(戦争記憶やハンセン病など)としての博物館などのテーマですが、そこには常に「基点」の存在があります。
 授業では、主に学芸員資格関係の科目を担当しています。「博物館実習」(学部3年生以上)の一環として長年取り組んでいる「世田谷美術館インターンシップ実習」は、美術館―小学校―地域住民ボランティア-学芸大の学生をつなぎ、新しい「鑑賞」の在り方を探りながら創る活動です。E類の目指すチームアプローチを基本にした新しい教育支援の姿を創造する取り組みの美術館バージョンでもあります。静かに展示された名品を鑑賞するという美術館も素敵です。でも、小学校や大学と連携しながら子供たちをわいわい育てる教育支援活動の場、アクティブな美術館の姿も面白くてカッコいい。参加した学生さんが「人」としてどんどん伸びていく。そんな姿を見るのも楽しい今日この頃です。


倉持 伸江

 
生涯学習コース 社会教育分野担当 研究領域:社会教育学・生涯学習論・成人教育学 主な研究テーマ:成人学習論、省察的実践論、社会教育職員養成・研修、学習支援者の力量形成など 分担執筆に『地域を支える人々の学習支援』(東洋館出版社,2015)、『地域に学ぶ,学生が変わる―大学と市民でつくる持続可能な社会―』(東京学芸出版会,2012)、『学びあうコミュニティを培う―社会教育が提案する新しい専門職像』(東洋館出版社、2019)、共訳書に『省察的実践者の教育』(鳳書房,2017)など。 現場での経験・交流と、大学での学びを往還する「実践と省察のサイクル」による学習支援者・コーディネーターの実践的な養成・研修について、地域や大学で研究と実践活動に取り組んでいます。 「社会教育計画論Ⅰ」「社会教育演習Ⅰ・Ⅱ」では、立川市、国分寺市などと連携・協働したプロジェクト型学習を展開し、実践的な力量形成と就業力の育成を目指しています。 *参考:学芸大生が企画 プレ錦まつり https://www.youtube.com/watch?v=sgwpRiwYJ8k また、2015年から「学び合いを支える実践力を培う―コミュニティ学習支援コーディネーター養成講座」を企画・運営しています。東京都公民館連絡協議会(都公連)などとも連携し、公民館職員をはじめとした社会教育・生涯学習施設職員、学校支援や地域福祉、青少年支援に関わるスタッフやボランティアリーダーなど、様々なコーディネーターの学びの場となっています。


柴田 彩千子

 
私は、社会教育学・生涯学習論の視点から、「まちづくり」、「家庭・学校・地域の連携」、「NPOと教育」、「女性のキャリア・デザイン」等のテーマを研究をしています。  ゼミの活動では、「テーマ:つながる・語りあう・支えあう」のもと、NPO、大学近隣の社会教育施設や児童館、学校等と一緒に、教育イベントを企画・運営しています。大学生が、さまざまな立場で教育に携わっている大人(社会教育施設や児童館の職員、市民リーダー、NPOのスタッフ、教師、プレイリーダー等)と共に、このような教育イベントを企画・運営することで、机上では学ぶことのできない実践的な力量を培うことができます。  「“地域の教育力”を育てることって一体どんなこと?」と興味・関心をもっている方、ぜひフィールドでの実践を通して私たちと一緒に追究してみませんか。


新免 歳靖


服部 哲則

 
私は、文化財の保存や修復に関し自然科学的研究を行う保存科学、修復科学を専門としています。
 人類共通の財産である文化財、文化遺産はただ放っておいただけでは後世に残してはいけません。その材料、材質、構造を見極め、必要な強化処置や場合によっては修復を行い、適切の保管環境の中、保存していく必要があります。
 文化財と一口に言っても、小は5㎜にも満たないガラス玉や、大は木造の寺院、石積みの宮殿まであります。場合によっては、断崖全体が石窟寺院ということもあります。また、材料も様々です。鉄や青銅などの金属製、黒曜石、花崗岩、凝灰岩などの石製、ヒノキやケヤキなどの木製、その他、紙、漆、糊など日本伝統の有機材料などなど、多種多様です。
 これら多くの材料で構成される文化財に対し、時間経過に伴い劣化という問題が生じます。劣化には、物理学的劣化、化学的劣化、生物学的劣化の大きく3つの種類があります。
 物理学的劣化の代表的なものが光による分解で、特に紫外線劣化が大きな問題とされています。化学的劣化の代表的なものは、湿度です。我々は気温によって変化する相対湿度を測定しますが、これが高くなると化学的結合や分解、また虫やカビの活動が活発になるなど、副次的な劣化問題の原因になります。生物学的劣化の代表はカビです。カビの胞子は季節に関係なくそこら中を飛んでいて、温度や湿度、そして栄養という条件がそろえばその場所に定着し、菌糸を伸ばして繁殖します。カビの種類によっては、カメラのレンズ、刀剣の刃先などにも発生します。
 これまで述べたように、文化財の種類、またその材料、そして劣化原因は様々で、一人の研究者がすべての文化財の保存や修復に対応することはできません。いろいろな分野で研究されている多くの仲間と協力し合い、文化財、文化遺産の保護、保存に尽くしたいと考えています。
 皆さんにも文化財、文化遺産の保存にぜひ興味を持っていただきたいと思っています。  その中で、自分も文化財保存、修復の仕事に携わりたいと思われたら、生涯学習コースを受験し、文化遺産サブコースを選んでください。お待ちしています。


日高 慎

 
私は考古学を研究しています。皆さんの考古学のイメージとはどのようなものでしょうか。エジプト?、兵馬俑?、ギリシャ?、土偶?、埴輪?など等、皆さんの思い浮かべるものは様ざまでしょう。私は日本列島の古墳時代を主な研究対象としています。いわば邪馬台国の時代から平城京がつくられた奈良時代よりも前の時代、すなわち小学校や中学校・高等学校の社会科・歴史・日本史の教科書にあった前方後円墳が造られた時代です。大きな権力が形作られた時代ですが、そのような古墳が全国各地に作られた理由や背景を、様ざまな要素から考えていこうとしています。
 考古学は発掘調査が基本です。発掘調査は野外調査であり、多くの人びとの協力がないとできません。現在は栃木県で古墳の発掘調査を毎年夏休みにおこなっています。発掘を是非してみたいという学生と一緒に調査をおこなっています。授業ではありませんが、発見する喜びを知る絶好の機会となっています。合宿のなかで団体生活を経験することも良いものであると思っています。  発掘調査で出土した資料を整理して報告書にまとめることも重要です。その過程で文化財科学の理化学分析なども東京学芸大学ではおこなっています。様ざまな角度から出土資料を考えていくことができるのは、文化遺産教育サブコースの強みです。
 是非、私どもと一緒に汗を流してみませんか。やる気のある若い人たちを待っています。
 

 

前田 稔


山口 源治郎

 
図書館情報学を専門としています。地域の公共図書館のイメージは,かつては学生の自習室か,ごく一部の郷土史家が利用する施設というイメージでした。しかし現代では,地域住民が暮らしの中で利活用する身近な施設として大きく変化しつつあります。また資料や情報の提供を基軸に,多様な機能や役割が期待されています。例えば「情報と思想のひろば」,「まちの賑わいをつくる施設」「誰もが立ち寄ることのできる地域の居場所」など,地域の図書館への期待が拡がりを見せています。 私の研究は,こうした地域の公共図書館の,①役割や機能を歴史的に明らかにすること,②図書館の法制度や運営の仕組みを明らかにすることです。図書館の役割や機能は,国や社会のあり方に大きく影響されますが,「誰もが自由に資料や情報にアクセスすることを社会的に保障する」ところにあります。そのための理念や原則,法や制度が長い時間をかけてつくられてきました。その歩みを振り返り,未来につなげる必要があります。 また現代社会においては,人々が成長と生活に必要な情報を十分得ること,成長と生活課題に関わる学びの手段を得ることができるかどうかは,個人にとっても,現在と未来の社会のあり方にとっても重要な意味を持っています。図書館がそうした役割を果たすために,法や制度はどうあらねばならないか,具体的な図書館サービスの内容や方法はどうあらねばならないか,多くの解明すべき問題や課題があります。 地域住民の視線に寄り添いながら図書館のあり方を考えること,これが私の研究の基本姿勢です。
 

及川 恵

 
私の専門は臨床心理学,健康心理学であり,ストレス対処や抑うつの予防に関する研究を行っています。 日常生活においてストレスを抱えた際,不適応的な対処を行うことにより,ネガティブ気分がさらに悪化することがあります。そこで,どのように対処することがネガティブ気分の改善に有効なのかを研究してきました。特に,ネガティブな考え方を変えることや上手な気分転換の方法について検討しています。また,不適応的な対処で抑うつ気分を悪化させないように,抑うつ気分にうまく対処するための知識やスキルを提供するような教育的介入法の開発にも取り組んでいます。


大河原 美以

 
研究室webサイト
 
私は、こころの問題で困っている子どもや家族を支援することを専門としているカウンセラーであり、大学・大学院教育の中でカウンセラー養成の教育を行っています。子どもたちのこころの問題というものは、どんな場合においても「必死に生きようとしている」中で生じています。だから問題を解決していくためには、そうならざるを得ない環境(家族や学校)システム が、問題や症状にどのように影響しているのか、個々人が人生の中で抱えた過去のつらい記憶(恐怖や怒りの感情の記憶)が、どのようにうまく処理されずに残ってしまっているのか、それを解決するためにどのように効果的な心理治療を行うのかについて研究・実践をしています。


福井 里江

 
私の専門は、精神疾患や生きづらさを抱えている人とその家族への心理的支援です。個人カウンセリング、家族カウンセリング、グループアプローチなどを用いて、苦しい状況にある方々が孤独を癒し、希望を見出し、その人の本来持っている力が拓かれていくことを目指し、さまざまな実践・研究をおこなっています。その中で特に大切にしているのは、「人は、たとえ今ある困難がすべてはなくならないとしても、自分らしい生活や人生を送ることができる」という『リカバリー』という考え方です。リカバリーのプロセスは、まわりの人とのつながりがあるときにより確かなものとなるため、最近では、子どもたち、保護者、教職員が、安心して悩みを仲間と分かち合い、お互いにつながれるようになるためのピアサポートプログラムの開発にも取り組んでいます。
 


松尾 直博

 
専門は児童臨床心理学、スクールカウンセリング、道徳教育などです。幼児期から高校生くらいまでの子ども・青年の心理的発達や心理的問題の理解と支援について、基礎研究を行ったり、実践を行ったりしています。扱う問題は、自己の問題、人間関係や社会との関係の問題、特別な教育的ニーズの問題、学校に通うことについての困難の問題など、幅広い問題を対象としています。また、学校の教職員、保護者、地域の人たちと協働して、子どもたちや青年たちを支え、育むためにどのようなことをすればよいかについても実践的な研究や取り組みをしています。研究室には現職教員の大学院生も所属しており、研究と実践の往還を意識しつつ、様々な活動を展開しています。
 

内田 賢


加瀬 進

 
皆さん、こんにちは。僕は大学の学部ではソーシャルワークを、大学院では特別支援教育を担当しており、あわせて「福祉と教育」の連携、特に障がいのある子ども・青年・大人を対象とした多職種連携システムの在り方を研究テーマにしています。子どもとその家族は、そもそも教育・福祉・医療・労働等のうち、特定の分野のみで生きているわけではないですよね。地域で育ち、生きること願いながら、自分のライフステージに沿って、重点をおく分野(遊ぶ、学ぶ、働く、生きがいをもつ等)を変えながらも、総合的・統合的に暮らしていきます。そうした当たり前の権利実現が分け隔てなく尊重される社会を築き上げたいと願っています。詳しくは、ぜひ研究室のブログにアクセスしてみて下さい。


髙良 麻子


露木 信介

 
私は、大学の教員になる前、病院で医療ソーシャルワーカーとして医療福祉の相談員をしていました。このほか、病院の経営や運営、管理業務に携わり、新人や後輩のソーシャルワーカー、社会福祉士を目指す学生や社会人に対する後継者育成をしてきました。現在も、大学生への教育だけでなく、社会福祉士を目指す社会人や、病院のソーシャルワーカーに対する研修・教育を行っています。また、知的障害者を支援する社会福祉法人の運営や専門職への研修・教育なども行っています。 研究の分野では、がんなどの病気と共に生活する人々への支援に関する研究をしています。病気や怪我に伴い、身体的精神的な問題だけでなく、友達関係や家族関係、学校や会社、地域や社会内での様々な心理的社会的問題が生じます。この心理的社会的問題は、生活や人生に直結する問題であり、このような問題に対するソーシャルワーカーの支援は非常に重要なもので、このようなソーシャルワークに関する研究をしています。
 


野口 裕二


馬場 幸子

赤司 英一郎

 
ドイツ語圏の文学・文化、ヨーロッパと日本の間の相互的な文化受容について研究しています。19世紀後半から第一次世界大戦までのハプスブルク帝国において、そして現在のヨーロッパにおいて、多文化共生の可能性が試されています。そこには今後の世界のあり方への貴重な示唆がひそんでいるように思われます。
 


李 修 京

 
研究室Webサイト
 
アンニョンンハセヨ!! 韓国語や韓国文化・社会・教育、多文化共生教育概論、人権教育を担当している李 修京(이 수경, イ スゥギョン,YI SOOKYUNG)です。自己紹介は上記研究室webサイトで詳細に述べておりますのでご参考下さい。ソウル生まれ、京都で勉学と初教壇、西ノ京の山口県立大学を経て2005年から本学に就いております。 その間、イギリスのケンブリッジ大学でしばらく研究専念を行い、その前後に北アフリカやヨーロッパ各地などを走り回りながら、現地文化に触れる機会を得ました(VW7人乗りの中古車を購入し、イギリス全土からヨーロッパ各地を回ったのは大きな文化的刺激になりました)。アジア各地や欧米諸国、日本の47都道府県を足で確認しながら、‘国境の越え方’と‘国境を跨って生きる術’を身を以って体験してきた自分こそ、‘多文化社会人’‘グローカル(居住地のローカルの構成員として、グローバル社会に生きる)市民’だと言えると思います。 学部では人権教育(国際人権事情)と多文化共生論概説、韓国語上級(プレゼン)などを 大学院修士では多言語多文化教育学特論(人権事情と韓国文化・社会・教育など) 連合学校(関東4大学の博士養成大学院)では韓国語事情と韓国文化・韓国教育事情 などを受け持っております。知を追究し、叡智を追い求めるところが大学だといえます。 Glocal Citizenship Educationとは何かをみんなで考えながら、世界の様々な文化について勉強しつつ、この時代の恩恵を大いに活用するようにお手伝いできればと思います。 まずはタフな自分作りから始めましょう、この素晴らしいキャンパスで!!
 


荻野 文隆


小澤 英実


加賀美 雅弘


木村 守

 
中国語教育、漢字教育、漢字情報処理、中国古典文献情報処理などの研究を行っております。大学の授業やゼミでは、中国語教育の他、教育支援概論及び演習を担当し、ことばの学びを通して、今後の教育・研究・仕事に役立たせていくための「生きる力」を考えたいと思っております。


久邇 良子


河野 継代


小西 公大

 
専門は社会人類学、公共人類学です。 インドや日本をフィールドとして、人々がつながること、そのつながりを維持すること、つまり「社会」といわれるもののメカニズムを明らかにする研究をしています。特に、マイノリティとされた人々に対する排除や包摂の力学を捉えつつ、受容する社会のあり方を模索しています。インドでは「トライブ(部族民)」と呼ばれる人々の移動を伴うネットワーク社会を、日本では離島など周辺地域における社会開発の可能性をそれぞれ研究していますが、そこで「自分に何ができるのか」という視点で、現地の人々と具体的な活動を行う実践型の学問を目指しています。特に教育や芸能、アートの力を用いた包摂的社会の可能性を導き出そうと考えています。近年では、均質的で集団主義的な日本の教育現場(学校文化)のなかで排除され、失われてしまう子どもたちの個人個人の才能(思考力、発想力、想像力など)を維持し拡張するための基盤作りを目指す研究機関「変人類学研究所」の運営にも携わっています。
 


小林 春夫


水津 嘉克

 
大学で「社会学」という、分かりづらい学問をしています。  そもそも、社会学が学問として成立したのは、いまわれわれが生きている「近代社会」なので、日々葛藤しながら授業をしたり、論文を書いたりしています。
 


菅 美弥


田中 比呂志


出口 雅敏

 
専門は文化人類学です。おもに南フランス地域をフィールドに、そこに暮らす人々の文化や生活、習慣について研究してきました。これまでの研究テーマは、現代社会における伝統文化のリバイバル(南仏の動物祭やカーニバル)、地域コミュニティとよそ者の関係性(18・19世紀南仏の山地民出稼ぎ労働者ガヴァシュ)、文化遺産・自然遺産を活用した地域開発と協働(フランスの地方自然公園と地方文化団体)、エコ・ライフと反基地・反グローバリズム(南仏ラルザック・モルドン村の羊飼い)、ストリート文化(サウンド・デモ)、ソフトパワー論、フランス民族学の歴史、フランスのクール・ジャパン現象、などです。また最近は、多文化共生のための教材・教育開発にも関心を持っています。
 


橋村 修


范 文玲

 
専門は中国近代文学です。皆さんは、中学校3年生の国語の授業で、魯迅の「故郷」という作品を勉強したと思います。中国近代文学は、その魯迅の時代の中国の文学のこと指します。この時代の文学には、それまで閉鎖的だった中国の思想や文化に、西洋の思想や文化が融合する過程が反映されています。まさに、「多文化共生」を始めた時代の文学と言えます。授業では、中国近代文学の作品を通して、「多文化共生」のヒントを考えていきたいと思っています。
 


藤井 健志


吉野 晃

 
専門は社会人類学です。口頭コミュニケーションと身体コミュニケーションによって伝承される文化=文化の基礎部分の研究をやってきました。おもな研究対象は中国・東南アジアのミエンという民族です。焼畑耕作を行って移動生活を続けてきたミエンが伝承する複雑な文化に魅せられ、研究を続けてきました。是までの研究テーマは、家族・親族組織、出稼ぎ、文化復興運動、新しい宗教現象、歌謡です。
人類学ゼミという自主ゼミを開いています。週一回学生と人類学の論議を交わすことを愉しみにしています。
 


若林 恵

 

今井 慎一

 
専門は制御工学です。制御という言葉を聞くと難しいというイメージを持つかもしれませんが,現在の電気で動くものには,ほぼすべての機器に制御するためのコンピュータが組み込まれています。普段制御技術を目にすることはありませんが身近にある,冷蔵庫,洗濯機,電気ポット等にも制御技術が使われています。制御はいわば,“縁の下の力持ち”的な存在です。具体的には,制御の調節方法(例えば冷蔵庫の温度を常に一定にしたいとか)をどのように決定すれば良いか提案し,実際の制御を想定した制御装置を開発しながら研究を行っています。ないものは作ればいいをモットーに基本なんでも製作しながら研究を進めています。


加藤直樹

 
研究室Webサイト 個人Webサイト
 
専門は情報工学・Human Computer Interaction です.コンピュータと人の間に発生するインタラクション(相互作用,対話)やユーザ・エクスペリエンス(体験)に着目した研究を進めています.特にコンピュータへの入力にペンを用いる Pen-based Computing をターゲットとしています.ここ数年では,星空をキャンバスにしてコミュニケーションする"星空ビジョン",ある場所に居る人にツイートを届ける"ついってりあ"などの開発を行っています.また,デジタル教科書や,黒板と電子黒板をシームレスに利用できるシステム,児童生徒の指差し回答を集約可視化するシステムなど,教育を支援するシステムの研究開発を進めています.
 


北澤 武

 
専門は,教育工学・情報教育・科学教育・学習科学です.現在取り組まれている ICT を活用した授業,システム(ソフトウェア,組織体制など)に着目し,この効果や問題点を追究するとともに,授業改善や情報教育のあり方について研究しています.具体的には,教育工学という学問分野を背景に,デザイン実験アプローチやシステムの有無による比較分析,アンケート調査など,質的・量的の両データから分析していきます.


南葉 宗弘

 


櫨山 淳雄

 
個人webサイト
 
専門分野はソフトウェア工学とCSCW(Computer-Supported Cooperative Work)の境界領域です。ソフトウェア開発という知識集約的な活動を支援する知識共有や協調活動支援の在り方に興味を持っています。近年は、特に、セキュリティやプライバシー保護のための知識を知識ベースとして構築し、それを参照しながらソフトウェア開発を行うための支援システムに取り組んでいます。また、教育では、複数の受講者により構成されるグループでソフトウェアを開発するPBL(Project-Based Learning)形式の演習を担当しています。その演習を支援したり、分析する研究も行っています。


宮寺 庸造

 
専門は,情報科学・教育工学です.私達の身の回りには多くの情報が存在し,それらが何らかの関係を持ち意味のあるものとして人々の役に立っています.情報をいかに効率用よく収集・管理し,情報の関係構造を把握することは,現代の情報社会において重要なことです.私たちの研究室では,情報を負担なく収集し,その中に潜んでいる関係構造を自動的に抽出し,多様な視点から関係構造を視覚化する手法を開発しております.さらに,それら手法を取り入れた各種の学習支援システムの開発にも取り組んでおります.


森本 康彦

 


和田 正人

 
専門は,マスコミュニケーション・社会心理学・教育工学・教育心理学・教育社会学・メディアリテラシーです.インターネットやSNSあるいはビックデータの利用が私たちにどのような影響を与えているのかについて、実験や調査をしています.オンラインリスクを自分はどの程度防げるのか,自分が書いたSNSでオーナーはいくらまで収入を得ることを認めるのか,睡眠直前までスマホを使うことでブルーライトによる睡眠障害がどの程度生じているか,などを調べています。

青山 司


近藤 弘幸

 
表現教育コースで、演劇関係の授業を担当しています。専門は、イギリスのシェイクスピアという劇作家の研究です。シェイクスピアが残した戯曲の分析だけではなく、シェイクスピア作品がどのように上演されてきたのか、「シェイクスピア」というアイコンがどのように形成・受容されてきたのか、といったことも考えています。最近は特に、明治以来シェイクスピアがどのように日本に入ってきたのかについて研究しています。
 


嶋﨑 裕美

 
表現教育コースの中で音楽を担当しています。 専門は声楽を中心とする舞台表現です。 私はこれまでオペラ、オペレッタ、ミュージカルなどの舞台に出演したり、オーケストラのソリストを務めたり、その他、コンサートなどで様々な歌を歌ってきました。 オペレッタ、ミュージカル、コンサートでは歌ばかりでなく、ダンス等の身体表現もしてきました。 近年はイタリアバロック歌曲の演奏に焦点を合わせ、17~18世紀のイタリアの声楽曲の研究を続けています。 そのような経験を活かし、授業ではオペラやミュージカルのような舞台表現ばかりでなく、楽器の演奏や表現についてさまざまな観点をたてて、それらの楽器がどのような背景の中から生まれ、どのような場面で演奏されてきたのかなどを時代の変化とともに見ていきます。 また、みなさんが小・中学校や高等学校で親しんでいらした合唱、吹奏楽、オーケストラ、バレエ、ダンスなどにも触れながら、様々な場面での芸術表現について考えていきます。 演習の授業では、ぜひ一緒に演奏したり、体を動かしたり、表現をしていきましょう!
 


高尾 隆

 
私はインプロ(即興演劇)の俳優をしながら、ワークショップファシリテーター(進行役)として、演劇人たち、子どもたち、教師たち、働く大人たちを対象としたワークショップを全国各地でおこなっています。授業やゼミではワークショップや演劇的手法をもちいた授業のやり方について実践的に教えています。最近は吹奏楽教育にも関心を持ち、都内公立中学校の吹奏楽部で実際に指導をしながら、「しからない」部活指導法をさぐっています。
 


中島 裕昭


畑中 佳樹

 
映画、すなわち映像による表現の過去(映画史)、現在(映画批評)、未来(映像論)について色々と勉強しています。
また、もともとアメリカの文学、文化が専門だったので、ティン・パン・アリイやブルーズ等の歌詞の研究もしています。最近よく吹聴しているのは「ラヴ・ソングは奴隷の愛から生まれた」説です。
担当科目は「映像リテラシー教育概説」「視覚文化研究」「映像芸術分析演習」等。
 

奥村 基生

 
専門は体育・スポーツ心理学と剣道です.わたしたちは,自分や環境の情報を感じ処理して,運動をしています.体育・スポーツでは日常生活よりも,素早く正確に情報を感じ処理して,複雑な運動を実行する必要があります.このような体育・スポーツ特有の知覚,運動制御・学習,熟練過程の研究をしています.また,スポーツにおける学習や指導の理論の授業,剣道の実技の授業,部活動の指導などを通して,コーチングの教育や研究もしています.理知的に体育・スポーツの指導や実戦ができる学生を育てたいと思っています.
 


神戸 周

 
私の専門領域はスポーツ人類学とダンスです。スポーツ人類学というのは、簡単に言えば、世界各地で行われている民族スポーツやダンスについて研究する学問です。私の研究フィールドはブラジルで、近年はフレーヴォという小さな傘を持って踊る軽快なダンスについて研究しています。学生の皆さんには、スポーツやダンスを取り巻く日本と海外との環境の違いにも目を向けてもらいたいと思います。また私が担当するダンスの実技の授業では、ヒップホップ、サルサそしてサンバなどを材料に、リズムに乗って動く楽しさを感得することを大きな目標としています。
 


久保田 浩史

 
専門は運動学です。特に、柔道の運動特性、授業方法、競技力向上、コーチング、教育効果に関する研究に取り組んでいます。柔道は、身体接触をともなう対人競技であることから、他の運動にはない特性があります。これが他の運動にも役に立ったり、逆に他の運動から活かせることがあったりします。武道必修化により、柔道の授業をよりよくするための研究、授業実践が求められています。また、栄養学、測定評価学、コーチング学という様々な角度から、柔道の競技力を向上させるにはどうしたらよいかを探求しています。
 


佐藤 耕平


繁田 進

 
陸上競技に関する研究をしています。小学生から中学生、高校生のジュニア世代からトップアスリートまでの幅広い年齢層を対象に研究活動を展開しています。また、生涯スポーツとしてのランニングやジョギング、さらにはウオーキングまで幅広い種目を対象に研究しています。陸上競技部員140名の監督として、競技力向上めざして学生指導をしており、社会的には日本陸上競技連盟普及育成委員長として、陸上競技の普及発展や指導者養成に尽力しています。陸上競技は、古代オリンピアの時代から約3000年の歴史と伝統のあるスポーツです。オリンピック種目男子24種目、女子23種目と種目数の多いスポーツです。陸上競技研究室では、これらのすべての種目の研究活動を展開できるようになっています。
 


瀧井 敏郎

 
サッカーに関する研究をしています。主なテーマは、ワールドサッカーの戦術的動向、コーチング、選手の育成についてです。これまで日本サッカー協会、Jリーグ、全日本大学サッカーにおいて選手の育成・強化およびサッカーの普及活動・社会貢献事業に携わり得た知見を授業に反映しています。授業では、心身の発育・発達に即したサッカーの一貫指導の実践、特に「サッカーの戦術学習(戦術≒協力の仕方)」について、「1人1人を大切に、みんなで協力して」をテーマに基本的な動き作りからコミュニケーション、個のサッカー・パーソナリティーを生かしたチームづくりまでをグループ学習を中心に体験学習していきます。サークル活動については、顧問およびテクニカル・アドバイザーとしてサッカー部をサポート、部員とともに学芸大クラブサッカー教室等の活動をしています。
 


松田 恵示