Concenpt
世界とともに生き、遊び、学ぶ。

ボーダーレス化が進み、不安定で見通しの立たないグローバル時代。こうした時代に対応し、国の内外を越えて積極的にさまざまな人と交流しながら、新しい社会と教育を構築していく人間力あふれる人材を育てます。社会や価値観の急激な変化を乗りこなすことのできる基礎体力と発想力・創造力をともに鍛えていきましょう。
 

4年間の学び

①多彩な教員たちが幅広く、丁寧に学びを提供することのできる少人数指導体制
教員の専門は社会学、文化人類学、民俗学、人文地理学、国際政治学など、研究テーマはアジアや欧米の文化・歴史・地理・言語・文学・思想・人権教育・マイノリティ問題(移民・難民・ジェンダー・少数言語etc.)、グローバル課題(環境・開発・貧困etc.)と、とても多岐にわたっています。希望者は 1 年次から多彩なゼミ活動に参加でき、教員が推進している国内外の研究プロジェクトで活躍することができます。
②生きた言語を学ぶことができる充実した語学教育
ネイティヴによる授業や、外国語で発表する授業が用意されていますので、実践的な言語を幅広く学ぶことができます。またカリキュラム外で外国語の勉強会も開かれています。このような環境から、1年次から海外に語学研修に行ったり、2年次からは、交換留学制度を活用して海外に留学する学生も多く、大学では最も留学率の高いコースとなります。
③体験を通じて学ぶための多様な実践活動(フィールドワーク)を提供・奨励
多文化共生教育に関わる現場を訪問する実習の授業も用意されていますが、この他に本コースの教員のネットワークを活かした海外研修や、国内外でのボランティア活動にも参加し、経験や知見を蓄えることができます。

 

先輩からのメッセージ

多文化共生教育コースの特色は、個性豊かな仲間たちや幅広い専門を持つ先生方と、近い距離感で学べることだと思います。1年次からゼミに所属できることで上級生や先生方の存在が近く、学びの幅を広げやすいです。また、留学への道も大きく開かれています。
私は、他学科を含む3つのゼミに所属し、目の前の世界を見るための枠組みを絶えずアップデートしつつ、3年次には途上国の教育について学ぶためにフィリピンへ留学し、現場で「外国人」として過ごしながら学びを深めることができました。
このコースでは、自分が学びたいことから、留学するか否か、そして卒業後の進路まで、自分の興味をもとに個性を持った選択をしていくことができます。こうした開かれた環境で、皆さんもぜひ共に学んでみませんか?

(山本涼 2021年度卒業生)
 

Curriculum

特色ある科目

  • グローバル世界の理解:
    • グローバル社会論
    • グローバルヒストリー
  • 次世代の持続可能で包摂的な社会に向けた学術領域:
    • 地域開発とサステナビリティ
    • 包摂/排除の社会論
    • 現代文化人類学
    • 多文化共生と性の多様性
  • 新たな言語文化の構築:
    • 越境する言葉と翻訳
    • 世界文学論
    • 言語と多文化社会
  • フィールド実践:
    • フィールドワーク方法論
    • 異文化間協働へのアプローチ

Future

めざす仕事

▶︎国際的な活躍の場を目指す!

  • JICA・JETRO・国際連合等の国際機関の職員、国内外で多様な支援活動をしているNGO・NPO の職員、日本の在外公館職員、世界各国の在日公館職員など

▶︎次世代教育の現場で活躍する!

  • 異文化理解とコミュニケーション能力を発揮する教育支援職、多様な教育ビジネス、日本人学校などの在外教育施設など

▶︎グローバルなセンスと語学能力を活かす!

  • 国際的な旅行・観光関連サービス、出版社、ジャーナリスト、メディア関連、教育ライターなど

▶︎持続可能で包摂的社会に向けて才能を政策やビジネスで発揮!

  • 国家・地方公務員(文部科学省、都庁など)、ソーシャルビジネス、ソーシャルデザイン、地域開発事業、社会福祉事業・介護事業など

Staff

教員一覧はこちらをご覧ください